私たちが大事にしていることは3つ。

◎社会モデルとしての障害
発達障害を「社会モデルとしての障害」としてとらえ、
子どもたちと接していきます。
そうすることにより、
子どもたちに機能面での不自由さがあったとしても、
「環境」を整えることで、
それらを取り除いていくことができます。

「トレラントキャンプ」では、
子どもたちは障害児ではなく「1人の子ども」となり、
仲間と活動しながら、生活の充足を目指しています。

◎寛容で楽しいコミュニティ
大人も子どもも、
お互いの「違い」を寛容に受け止めていければ、
安心して楽しく過ごすことができます。

これから社会の波にもまれていく子どもたちが
悲しくなったり、疲れたりしたときに
心も体も癒せる居場所として、
末永く子どもたちと関わっていきます。

◎社会性を身につけるための集団活動
「社会モデルとしての障害」を抱えている子どもたちは
集団にうまく入っていけないことが多くあります。

集団に入れないと
アイデンティティの確立が難しくなり
社会性も身についていきません。

「トレラントキャンプ」では
10人の集団でいろいろなことを経験、体験します。
助け合ったり、ぶつかり合ったりしながら、
子どもたちは人との距離感を学んでいきます。

子どもたちの最適な支援のため、
常に話し合いを行っている私たち。

子どもたちの願いや希望を叶えるため、
これからも職員同士、力を合わせて
最善の支援に取り組んでいきます。

※利用児童の安全のため、
　子どもが写っていない画像を使用しています